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第79回アカデミー賞にて、作品賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞の4部門にノミネートされている「リトル・ミス・サンシャイン」を観た。 全米ではクチコミで予想外の大ヒット、サンダンス映画祭では異例のスタンディング・オベレーションで、日本でも満足度ランキングが高い。 アリゾナから美少女コンテストの地のカリフォルニアまでポンコツバスで向かうロードムービー。一家の主の成功論者の負け組み否定のパパの考え方がアンチテーゼとなっている。バラバラの一家を乗せたバスは旅の途中、各人の夢や希望を砕き、バスの乗客は1人ずつパパの言う「負け組」になっていく。9歳のミスコン優勝を夢見るオリーブにも勝ち目はない。だけどこのイタイ家族がなんとも癒してくれる。そう、パパのいう勝ち・負けの定義は必要ない。
パパ以外のおじいちゃん・伯父さん・お兄ちゃんもみんなグダグダになりながら9歳のオリーブを守っている。お兄ちゃんの「僕の妹を採点させてたまるか」という言葉が妙に嬉しかった。幼い子供を大人顔にして競わせるミスコンそのものへも疑問を投げかけている。 クスクス笑えじ〜んとさせてくれるハートフルな作品にあったかくなった。
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