99年夏以降 劇場で観た新作映画の感想です(基本的にビデオ・DVD鑑賞した作品は含みません)



2008/7/31 【 P2 】
P2」を観た。
タイトルのP2とは「地下2階の駐車場」。
美人の主人公が白いドレス姿で、ストーカーから逃げ惑う。
ビルの地下駐車場で正門が閉鎖され、電灯が消え、携帯も通じないって大都会の死角。実際にあったフランスでの事件を元に考えられたというから そう日常にかけ離れたのもでないことがコワい。
いつも何気なく利用している駐車場って確かに人気がないと不気味。そーいえば横浜在住時に長後駅付近の日中でも薄暗い駐車場をドキドキしながら利用していたことを思い出した。
本来ホラー系の心臓バクバク映画は苦手なので、この作品のギャーギャーキャーキャーのヒロインの叫び声と、来るぞ来るぞと思わせる効果音に結構びびった。
血しぶきもありで こーいうの苦手(-_-;)





2008/6/17 【 JUNO/ジュノ 】

わずか7館での上映が口コミhitしアカデミーで主要4部門ノミネートした「JUNO/ジュノ」を観た。
10代の望まない妊娠をめぐる一連のことが、驚くほど淡白に描かれている。
よくわからないけれど多分にギャル語チックなスラング満載なのと、責任を自分で背負い人に押し付けずイジイジしない主人公の前向きさがアメリカでは受けたのかも。
でも、妊娠を取り巻く環境も日本と違いがあり過ぎることと、何より周囲の物分りの良さに戸惑ってしまった。
父娘の会話の後、何を思ったかこれまで隠していた気持ちにJUNOが気付くシーンがあるけれど、「腹を見ないで顔を見てくれる」というあの優柔不断のボ〜ッとした彼にはドン引き。加えてアノ里親の旦那はなんじゃい・・・子供じみていて呆れるばかり。
どよ〜んと重いテーマをいかにライトに描くかがこの作品のテーマなのかもしれないけれど、こんなんで良いワケないじゃんというのが正直な感想。





2008/4/2 【 SweetRain死神の精度 】

Sweet Rain 死神の精度」を観た。
金城武が人が死を迎えるまでの7日間を観察し死の執行or見送りをジャッジする死神を演じている。
人間に興味ゼロという死神の役故からかあまりに棒読みなのも役作りなのか?人間への反応がないのは良いとしても会話のズレは笑いどころなんだろうけれど笑えない。(-_-;)仕事の合間に大好きなミュージックを聞くのが唯一の楽しみという死神はターゲット3人のそれぞれの時代(1985年、2007年、2028年という設定らしい)にミュージックを楽しみそのシーンでそれぞれの時代考証を描いている。
この映画は3つの話がオムニバスのように展開していき実はリンクしているというもの。
が、それにしても・・・3つ目に登場の富司純子はミスキャストではないでしょうか?人の人生には色々あって性格もその中で変化するとしても、もう少し伏し目がちで気配りがあっておどおどしているカケラでもないとしっくりこないのよね。3つ目に登場するロボットも違和感ありまくりで無いほうがマシ。しかもロボット以外で20年後を想像するのは難しいし・・・。映画は消化不良ながら、これは映画ではなくTVドラマでシリーズものとして細切れにした方が正解かも。





2007/11/13 【 ALWAYS 続・三丁目の夕日 

2005年公開された「ALWAYS 三丁目の夕日」から2年、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観た。
東京オリンピック開催が決定し羽田空港・東京駅・特急列車こだまetcと高度成長期の昭和34年が舞台。
前作はこれでもかというくらい涙腺を刺激しまくったものだが、さて今回は・・・?。
親戚の子供を預かる・戦友・同窓会・のら犬・給食・映画全盛時代・元恋人との再会・霜焼けetcと多くのエピソードを描きながらも何故かどれもこれも感動が中途半端。心にジンとくるのは軒並みところどころに織り込まれる前作の感動シーンというのもなんだかなぁ。
特に親戚の子供や許婚との再会はあまり必要性を感じなかったのでそこを削ってでも、逆にあまりにさらっと描かれていた戦友とのエピソードをもっと丁寧に描いてくれていたらと残念でしょうーがない。
ただ忘れたくない昭和のあの時代と「三丁目」の人たちに再会できたことだけは純粋に嬉しかった。





2007/11/5 【 onceダブリンの街角で 】

アイルランド映画「onceダブリンの街角で」を観た。

全米で2館の公開から口コミで132館まで上映館を増やしたそうだ。アイルランドで絶大な人気のザ・フレイムスのボーカルが主演。監督はザ・フレイムスの元ベーシスト。
ストリートミュージシャンとチェコ移民の2人は音楽を通し、恋とも友情ともつかない感情を歌が代弁している。心を打つメロディーと身近な言葉で綴られる歌詞で表現した歌がいくつも挿入される。まさに愛より強いメロディだ。そしてこの男女には役名がない。有名になるにはアイルランドからロンドンに出て行く。
ギターひとつで飛び立とうとする彼も、無償で積極的にその手助けをする彼女も、市井の人々へのさりげない希望の象徴。





2006/8/30 【 UDON 】
讃岐うどんをテーマにした「UDON」を観ました。
本広監督の郷土愛がぎっしり込められているだけに香川の地元には何より嬉しい作品でしょう。県民栄誉賞モノかもしれません。
9割実話ということで、実際のおみせの方々の表情はのどかな風景とマッチしてとっても良いスパイスになっています。が、フジTV「特ダネ」でもしきりと褒めまくり+PRしていましたが、本編でも似たような場面が・・・なんかフジTV色出し過ぎかも。
全体的には「ノビきったうどん」という感じ。なんかくどい。これでもかというブームをたたみかけるシーンもくどいし、後半の父息子の会話も表情だけで伝わるのに全部台詞にしているのもくどい。エンドロール後のお楽しみにつながる付箋になっているとはいえ「キャプテンUDON」という特撮は果たして必要だったのでしょうか?
あれもこれもと盛り込み過ぎたと思える分 監督の思いが強いとも言えるかもしれませんが・・・。
それにしても醤油で食べるうどんがあるとは知らなかった〜。「裏で勝手にネギ掘って」というシーンが受けた。改めて考えると讃岐うどんってもしかしたら食べたことないかも。是非シンプルなの食べてみた〜い。





2006/4/5 【 RIZE 】
シネマライズで初日2日間の成績では(GAGA作品中)歴代記録となった「RIZE」を観ました。憤りと怒りをダンスにぶつける‘闘い’と称され現在「クランプ・ダンス」と言われる攻撃的なダンスは、創始者トミーザ・クラウンの「クラウン・ダンス」から発展したもの。冒頭に「この映画の中のダンスは早回しではありません」とテロップが出るのですが、確かにスピード感が凄まじい。全米で最も危険な街を語るに十分なL.A.サウスセントラルで生きていくには「ギャングorピエロ」の選択しかない と言い切る若者達の言葉に絶句。allダンス映画ってだけで行ったのですが、あまりの迫力に大会(バトル・ゾーン)では感動でじ〜〜んとなりました。今作が映画デビューとなるデヴィッド・ラシャペル監督は、新進気鋭の天才フォトグラファーというだけあって映像が多角的で鋭い。高揚感・美しさ・力強さをこれでもかと魅せてくれます。「I got to rize」と言う台詞の重さも感じました。





2006/1/16 【 THE 有頂天ホテル 】

半年に1度くらいにある胃痛で数分おきに胃がきりきりしながらの鑑賞。このくらい体調が悪くてもコメディだからいいかと思ったのですが・・・具合悪い時のドタバタコメディは疲れたぁ。多くの出演者それぞれにエピソードがあり上映時間と同じく年が明けた2時間後にはそれぞれ輝いていたというハッピー気分をもらえそうな内容だけに何故大晦日を狙った年末あたりの公開にしなかったのでしょう。ホテルというひとつの建物の中で人がひしめきあいドタバタやっているのを観るのは、まるでターミナル駅のコンコースの雑踏をかきわけ歩くような疲労感でした。クスッとする箇所は多いのですがオダギリジョーや唐沢寿明や西田敏行や伊東四朗がやるから面白いというように、これは台詞より豪華俳優陣によるところが大きいかも。





2005/12/17 【 SAYURI 】
原題「Memoirs of a Geisha(ある芸者の思い出)」。スピルバーグ製作、リブ・マーシャル監督、主演チャン・ツィイーのハリウッド映画「SAYURI」を観ました。ヒロインは伝説の芸者という割には花街のしたたかな女性陣の中でも強さが感じられなく存在感が中途半端。それに比べ本音むき出しでヒロインに敵対心を抱く芸者役のコン・リーの存在感の方が遥かに上回っていました。ラブストーリーとしても波乱万丈の半生としても日本人でさえ謎の芸者にスポットを当ててもどれも弱くて物足りなく、映画の焦点が合っていたのは本音むき出しで嫉妬と憎悪うずまく花街の女同士でした。ただ外国から見た日本のイメージそのままの絵葉書のような映像の数々は申し分なく美しかった。




2005/11/7 【 ALWAYS 三丁目の夕日 】

「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてもあんなに楽しかったのだろう」と謳っているように東京タワーが完成する年の豊かではなかったけど明日への夢があった昭和の時代。昭和33年はまだ生まれていなかったのでまさに親の青春世代でしょうが、なんという懐かしさでしょう。巷でも白黒テレビで力道山の試合を見せ懐かしいポスターを貼りBGMに昭和歌謡を流す飲み屋さんが人気です。この映画での当時の再現した映像はあまりに見事で一見の価値あり。駄菓子屋、ちゃぶ台、空き地の土缶、たばこ屋etc本当にディテイルが感動もので楽しめます。自分が子供だった頃にタイムスリップし、子供の頃田んぼの向こうに見た夕日を思い出しました。子供の頃、雑誌の付録には東京タワーの組立工作が入っていたっけ。忘れかけていた記憶が次々浮かんできます。

つぎ当てのセーター、子供の好物の焼鳥、クリスマスプレゼント、見えない指輪、故郷の母etcと何箇所ものエピソードに熱くなります。クリスマスについては親の立場として自分を重ねて、(これでも私もまともな親なのです)子供の夢を守ってあげる大人の愛にじ〜んとなりました(自己陶酔)。が、反面気になったのがこの映画を観る子供達と出演の子役。この子達はこの映画を通じて夢が壊れちゃうのでは?

フツウだったことがフツウじゃなくなって、当時のフツウを求めるのが難しいけれど、せめて人間関係はずっとずっとフツウでありたい。  



2005/1/29 【 Ray レイ 】
‘ソウルの神様’と言われグラミー賞を12回も受賞したレイ・チャールズの伝記。 監督が本人へインタビューしたものをもとにストーリーを書き上げ本人もこの製作に深く関わってきたというだけに映画の完成を待たず昨年2004年に他界してしまったのはとても残念です。 女癖が悪く薬におぼれる姿はまさにこれぞ由緒正しいミュージシャンのお姿!こーでなくっちゃ。 名曲はたっぷり聴けるし生い立ちに加え数々のヒット曲が生まれる過程が興味深く、長い上映時間が全く気にならない程楽しめました。 主演のジェイミー・フォックスはアカデミー主演男優賞ノミネートも納得の圧巻で、レイ・チャールズを支えた母親も素晴らしく心にジンときました。 エンドロールまでおなかいっぱい伝説のナンバーが楽しめます。

    

2004/11/13 【 IZO 】
私は予告編を観た段階で???で本編を観ることになろうとは夢にも思わなかったのですがどーしても観たいという影武者さんに折れて観るハメに・・・(影武者さんは1人で映画を観たのは20歳頃に2回あるのみだそーで今では私と一緒じゃないと映画館にも行けないおじさんになりくさったのです) つう訳で今回の感想はどーしても観たいと粘ったご本人に・・・(以下by影武者)
いるんですよね。こういう映画を批判する人が。訳分からないだとか、言う人が。 何処がわからないのか聞きたいですよ。きっとマトリックスなんか見ても理解できないひとなんでしょう。 最近はNHKの新選組ブームですが、IZOと聞いて、人斬り以蔵とか、幕末の土佐藩とかの史実を知らない人にはピンとこないだろうし存在の不条理さを問う、哲学的な基礎知識が無ければチンぷんかんぷんでしょうね。 きっと映画というのは限られた時間のなかできっちり理解できて、すっきり納得できる映画でないと とたんにけなす人が 大手を振って2chネルののりで暴言を吐く、そういったひとをみなIZOに一刀両断にして欲しいです。 細切れに出てくる脈絡の無いような挿入画面も、全て意味をもって迫ってきます。 しかしながら、どうあがいてもこの世の不条理さを解決することなどできないと知っている人だけが、斬って斬ってきりまくる、そしてその先にあるものが無明であるとしっているからこそ楽しめる映画だと思います。

  

2004/9/4 【 LOVERS 】
new映画館は上映前に館長の挨拶があるのですが「この映画は金城武の映画です」と言っていました。 つうことはヒロインは魅力無いってこと?と思ったらどんぴしゃり。 金城はさておき最初の30分くらいは見応えある舞踏シーンもあって前作「HERO」の感動と緊張が蘇えって展開に期待が高まったのですがそれ以外に良いとこ無し。 ラストのゾンビのようなヒロインには「これは……コメディorおバカ映画なの?」と笑ってしまいました。 比べちゃ悪いけど衣装も見劣りするしラストの雪のシーンは見づらいだけで正直つまらなかった。 いつも期待大のチャン・イーモウ監督にはもうこの路線やめて欲しいです。
前作にはあった 民を想い 国を憂う と言う 一流武芸者ならではの超絶した境地が この映画では 二重スパイの三角関係に落ちてしまいました。中国の偉人たちは墓の下で何を想うでしょうか。

    

2003/08/26 【 英雄 HERO 】
本国中国をはじめアジア各国で観客動員数や興行記録をビシバシ塗り替えたという待ちに待った作品。 ここ数年、好んで素人っぽい作品ばかり撮っていたチャン・イーモウ監督でしたが今回は西のマトリックス東のHEROといわれる超大作。 今年この監督の映画は「キープ・クール」に続き2作目になりますがホントこの監督映画はどれもこれも大好き。 あちこちで絶賛されているようにとにかく映像がきれい。 赤、藍、白、緑、黒という色分けは画面だけじゃなくワダ・エミの衣裳にも見られるけどあまりに色が綺麗なので衣裳デザインがどこれもこれも同じくみえてしまったのはしかたないかな。 紀元前3世紀の中国が舞台なんだけどこの時期日本は弥生時代・・・ってことは中国から米づくり、青銅器、鉄器が伝わって竪穴式住居に住んでいた???中国おそるべし・・・。 史実に基づいたものといえば「始皇帝暗殺」があって秦王は独裁者的なイメージでしたが今回はとても聡明に描かれています。 刺客の1人で悟りをひらいた男が、「自分は恋人の故郷に帰り普通に暮らしたかった」という男心も覗かせていて刺客同士の恋愛もポイントでした。 ってわけで全般に夢幻的でロマン色が濃いのも特徴。今回の刺客たちは、ビジュアル系で、どことなく夢の世界からやって来たような人たちです。 ただ美男軍団の中で主演のジェット・リーの肌荒れが気になったわ。 地が良いのだからエステにでも行ってネ。あれですべすべお肌なら言うことなし! 

       

2002/06/10 【 I am Sam アイ・アム・サム 】
 2002年アカデミー賞主演男優賞ノミネート。ショーン・ペンが知的年齢が7歳の父親サムを熱演。 所謂泣ける映画と言われているだけあって正真正銘ピュアな親子愛にどっぷり浸れます。 一緒に観た子供は泣いていましたが が が 泣きを期待したのに肝心の私の涙の登場はありませんでした・・う〜んやっぱ私は親の器に欠けているのかなぁ(悲) 上映前からこのサントラの評判は聞いていましたが全編を彩る曲はすべてザ・ビートルズのカバー曲ばかり。 なんでも撮影前ショーンペンが自分が演じるキャラクターと同じ障害を持つ人々と一緒に過ごた際、この施設にいた人々の一番のお気に入りがビートルズだったことが影響しているとか。 娘のルーシーの名前も「Lucy In The Sky With Diamonds」からとっているし主人公もビートルズマニア(オタクとも言える域)を発揮してこの映画の陰の主人公はビートルズとも言えそう。 主人公の職場はお馴染みスターバックスやピザハットだったりしますが、私はこれまでそこで働く障害者の方を見たことないのよね。 これは日本人の障害者への心の狭さの一端なのかしら。 映画の帰りまさにその店の前を通った時、この扉の奥にもサムの屈託のない笑顔と無垢な人柄があったらなぁと思いました。 ところでこの親子の『こんなに幸せなのに、どうして一緒に暮らせないの?』というフレーズや『愛する者の本当の幸せの為自分は身を引いた方がいいのか』という考えは、まるで男女の恋愛に通じるではあーりませんか。 ムムム・・・

    

2001/10/25 【 GO 】
 直木賞受賞の同名小説が原作。在日韓国人の高校生が恋、友情、父親との葛藤を通じて差別と向き合いアイデンティティーを模索していく過程が描かれています。どの書評を見てもかなり評判良いしおすぎに至っては今年の邦画No.1とまで言っているみたいだけどそれほどでも・・・。 第一ラストが甘いのが気に入らない。これは主人公が私以上に心が広いってことなんでしょうけど。 ヒロインが父親から洗脳された国籍の価値観って普通なのでしょうか???この年齢の私でさえ親からそんなこと言われた事ないだけに今どきの女子高生がこだわることにかなり違和感が・・・。 良かったのが山崎努と大竹しのぶが演じる両親で一癖あるところがカッコイイ。たくましく育てるっていう意味じゃ類をみないかも・・・。 主人公の弁にあるように祖国だの民族だのにこだわるのは「ダサい」わよ。 この「ダッセー」って言葉が在日問題に対する前向きな第一歩のような気がします。  

  

2001/6/28 【 A.I.
 一昨年亡くなったキューブリック監督のビジョンをスピルバーグが継いだ話題作。 人間がロボットと共存する未来世界版での「ピノキオ」。 身勝手で移ろい易い人間の都合でインプットされたロボットの悲しさにやるせなくて泣きどころはあるけれど このテーマは「アンドリューNDR14」でも既に投げ掛けていたような・・加えてラストに出て来る未来人?はどっかの映画でも見たことあるような・・・ってことでは公開までの厳戒体制で期待させられすぎの感も否めません。 そうは言っても CG効果も加わった未来都市の演出は小物ひとつとってもうなるほど楽しめました。  人間って純粋な一途な愛を受ける価値が果たしてあるのかな・・?

  

2001/6/04 【 JSA 】
 韓国で映画史上最大の興行収入を得たという話題作。 南北分断の歴史背景自体よく把握していない私には板門店の緊張感と逆らえない宿命に切なくなるとしか安っぽい表現しか見つからず これはかなり恥ずかしい。 朝鮮戦争以後いわばアメリカとソビエトの代理戦争として敵対するようになったことに日本も関わっているのですから単に悲しがっていてはだめよね。 敵対する国間での恋愛や友情のタブーは今更という感ですがこの映画の良さはラストに集約されているように思います。 中立国の美人調査役が完璧主義で性格的に苦手ですが感じたであろう衝撃を私達も考えていかなくては・・・  それにしてもこの映画製作をした側からのメッセージは果たして届くのでしょうか?

    

2000/10/01 【 U−571 】
 第二次世界大戦中に敵艦Uボートに乗るはめになったアメリカ人という設定です。 頼りなげの副艦長が絶体絶命のピンチをどういう手腕で乗り越えていくのかとてもスリリングで面白かったです。 深い海にこだまする圧倒的な数の爆雷音は圧巻です。 でも敵駆逐艦とこのUボートの頑丈さのあまりの違いが気になります。あんなのあり??

 

2000/9/21 【 Xーメン 】
 何の予備知識もなくタイトルだけ聞いた時「オーメン」の続編かと思いビビッタのは私だけかしら。 ホラーじゃなくてSFで本当に嬉しかったわ。 アメリカの40年続いた人気コミックが原作だそうですが馴染みのない私でも充分楽しめました。 憧れの試写会でストーリーも俳優もジャンルもわからないまっさらな状態での鑑賞というのも良いですね。 生まれつき超能力を身に付けたミュータント同士の壮絶バトル。 この超能力が奇想天外というか奇抜イエ斬新で驚き。 主演のヒュージャクマンのもみ上げがまるでルパン3世のよう。 ともかくこのミュータントの黒いおそろいのコスチュームがカッコイイ。 特に女性ミュータントはマネキン並みのまさに人間バービー人形。 元スーパーモデルや元準ミスアメリカの威力とはたいしたものです。 結局「男はつらいよ寅次郎」ならず「超能力者はつらいよ」ってことよね。 これ絶対続編ありのラストでしたから楽しみだわぁ。

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